仮想通貨は投資か投機か?【本来の意味と失敗しないコツ】

仮想通貨は投資か投機か?【本来の意味と失敗しないコツ】

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2018.07.03

投資と投機の違いとは?

中・長期で有望な投資先に資産を投じるのが「投資」

仮想通貨や株をはじめ金融商品を通し、長い目でじっくり資産の効果的な運用を試みる方法のが「投資」です。投資の「資」は資本を意味し、個人や企業が保有する資産や資金を表します。資産運用での投資で最も有名なのが株式投資ですが、投資とは将来的に企業が成長することによって利益が生まれることを期待するものです。

ですので、投資をする際は業界本来の研究や経営モデルの分析、企業方針や今後の動向など専門的な知識が必要です。投資をする時は長期的にみて有望だと予測される投資先(仮想通貨の場合は通貨銘柄)を選んで資産を投じるため、短期間で大きな利益を得るというスタイルではありません。

短期で利益のみを追求するのが「投機」

中・長期という長い視点で資産を膨らませていこうとする投資に対し、短期で利益を得ようとするのが「投機」です。投機の「機」は機会・好機を意味します。仮想通貨や株での短期取引で訪れる絶好のチャンスをつかまえて短期的な利益のみを目指すものです。

投機の場合は企業の経営方針やビジネスモデルなどの研究はほとんど必要とせず、あくまで価格の変動だけに注目するのが特徴です。投機では短い時間でできるだけ多くの利益を得ようとするため、投資に比べてもギャンブル性も高くなります。

投資と投資それぞれの具体例は?

投資の具体例は「外貨預金」など

中・長期的な視野でゆっくり時間をかけて大切な資産を膨やしていこうとするのが投資ですが、投資に値する投資商品は数多くあります。代表的な商品の種類は銀行なら「外貨預金」「純金積立」「公共債」「仕組預金」「個人年金保険」「金銭信託」「投資信託」などです。

どの商品も短期で結論を出すような商品ではなく、最短でも一年以上、そして5年10年と長いスパンで資産運用を行うものばかりです。株や仮想通貨ならデイトレードを含む短期売買ではなく、長期的に資産を投じるスタイルが投資に該当すると考えられます。

投機の具体例は「先物取引」など

投機として考えられるのがFX(外国為替証拠金取引)や株、仮想通貨でのデイトレードや長くても2,3日で取引を終わらせてしまう短期売買です。投機の具体例は先物取引や信用制度取引などです。どの投機商品も時間をかけて資産を増やしていくものではありません。短期間で利益だけを求めるスタイルのため専門的な知識とテクニックが必要となります。

【賛否両論】仮想通貨は投資でもあり、投機でもある?

仮想通貨の歴史はまだまだ浅い

銀行や株と仮想通貨の決定的な違いは「歴史の長さ」でしょう。仮想通貨という概念が発表されたのが1995年で仮想通貨が実際に運用されたのがビットコインで2009年です。仮想通貨の歴史は実質的にも浅いことから、まだまだ金融商品としては信ぴょう性にかけるという人もいます。

前述で中・長期での取引で資産を増やそうとするのが「投資」、それに対して短期で利益だけを追求するのが「投機」であると説明しました。しかし仮想通貨の価格が急激に高騰したり、下落したり、消えてしまう通貨があったりと、仮想通貨自体にぐらつきがあると指摘する専門家もいます。投資か投機かを問うには歴史がまだ浅すぎるという見解です。

不安定な業界だからこそ成長が期待できるとも

2018年は仮想通貨の盛り上がりも一層深まることが予想されますが、仮想通貨という言葉が世界に浸透してから10年足らずと、歴史が浅い分野であることは間違いありません。資金を投じるにふさわしい対象であるか、信頼できるに値するか判断するには歴史が浅いかもしれませんが、だからこそ将来性を期待しながら成長を見込むことができるとも考えられます。

仮想通貨が不安定な分野であり、不動産や株、銀行への投資から切り替えるにはもう少し時間がかかるという考えもあるでしょう。一方、不安定な業界だからこそ、今の段階で仮想通貨での資産運用をはじめて、ゆっくりと保有金額を増やしていこうというポジティブな動きも見られます。

投資家によって考えは異なる

仮想通貨の運用開始から数年たち、良くも悪くもさまざまな経験をしました。しかし2017年は「仮想通貨元年」と称され、ビットコインをはじめアルトコインも劇的な高騰を見せました。これに続き2018年もさらに仮想通貨は成長していくことが予想され、ハードフォークによる通貨分裂も数多く予定されています。

このような背景もあり仮想通貨への安全性や信頼度も上がっています。仮想通貨が投資か投機かどちらであるか?答えは投資家によって異なると考えられます。ということは「投資」と「投機」、どちらにもなり得るということです。投資でも投機でも分散投資をしリスク管理をすることは共通して大切なことです。

【最後に】仮想通貨の投資(投機)で失敗しないコツ

余剰資産で通貨を売買する

仮想通貨の売買をする時の第一の鉄則が「余剰資産で通貨を売買する」ことです。余剰資産とは文字通り「なくなってもいいお金」のことで、たとえ仮想通貨の取引でうまく行かなくても生活に影響を与えないお金です。仮想通貨の取引で失敗をしてしまう例に「生活費をまるまる使ってしまった」「儲けを期待して貯金をすべて使ってしまった」などがあります。

投資や投機が初めての人や仮想通貨の知識や経験がない人が陥りやすい失敗例です。仮想通貨で多額の利益を得た人はほんの一部です。利益が出る人がいるということは、損益を出した人がいるということを忘れないようにしましょう。仮想通貨で失敗しないコツは余剰資産のみで取引を行うことです。

投資(投機)前に情報をとことん集める

日本でも仮想通貨の盛り上がりは天井知らずで、何らかの仮想通貨を保有する「仮想通貨人口」は日々増えています。株から仮想通貨への投資へ切り替えるケースもあり、今や仮想通貨についての情報がメディアにあふれている状況です。

仮想通貨の情報とは海外取引所や国内取引所についてや通貨銘柄の価格の動きなどさまざまですが、加えて世界経済の動き、原油の価格など仮想通貨の価格に左右する情報もしっかり熟知しておく必要があります。仮想通貨で失敗しない2つ目のコツは「投資(投機)の前に情報をとことん集める」ことです。投資(投機)の醍醐味はできるだけ多くの情報を集め、自分で納得のできる取引の戦略を練ることが大切です。

メンタル面を鍛えておく

短期投資と長期投資を比べてみて、格段にメンタル面で厳しくなるのが短期投資です。短期投資の場合はチャートの確認を頻繁に行わなければならないので、時間的に余裕があり、その上精神的にタフであることが望まれます。仮想通貨での取引で失敗しないための3つ目のコツは「メンタル面の強化」です。投資や投機そのものが初めての人は、不安と期待が入り混じった複雑な心境であることでしょう。

仮想通貨の取引では自分の判断が利益を生むかどうかにつながります。プレッシャーを感じやすい人は不安材料をクリアにして、ポジティブな気持ちで通貨の売買を行っていきましょう。メンタル面を鍛えることで多少損が出ても立ち上がることができます。

本業で生計を立てておく

株でのトレーダーを代表するように投資(投機)だけで生計を立てている人もいます。プロのトレーダーは過去の経験から知識や専門的なテクニックが豊富で投資(投機)時間にも限りがありません。しかし投資(投機)でプロとして稼働したことがない場合、本業をあきらめてまで仮想通貨に集中してしまうのはキケンです。万が一損益を経験したときにつぶしがきかなくなってしまいます。

仮想通貨が初めての人や始めて経験が浅い人は、基本的に本業で生計を立てておくようにしましょう。副業では利益が思うように追及できないと考えるのも理解できますが、まずは生活の軸をしっかり持った上で仮想通貨の取引をするように心がけて下さい。

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